和食には欠かせない発酵調味料。
市販のものには添加物や保存料が入っているものもあります。
本来であれば長期間かけて発酵をさせ手間もかかる物ですが
技術の進歩で発酵期間は短く、保存期間は長くなるよう添加をし製造大量生産で安価の美味しいと感じる調味料が「欲しい時に手に入る」ようになりました。
「顧客のニーズ」に答えて進化して行った過程もあるので一概に「悪」だとは言えません。
どちらを選びたいですか?
- 添加物がたくさん入ってる安価なもの
- 高価だけれど無添加なもの
-
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選択肢がたくさんある「今」
自分で料理するものは「からだにやさしい」物を目指してみませんか?
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味噌の選び方
ポイント
・常温味噌の秘密
・生きてる味噌を食べよう
日本食・和食の定番「味噌汁」を作るには欠かせない味噌。
味噌は大豆・塩・麹で作られる伝統的な調味料です。
麹は常温だと発酵が進みますがスーパーの味噌はほとんどが常温で売られています。
麹菌が生きていると発酵が進みプラスチック容器が膨張するのです・・・が、スーパーの常温棚で売られている味噌のほとんどは発酵が進まないようにアルコール殺菌で麹菌を死滅させたり麹菌が活発にならないよう薬剤を添付していますので発酵が進まずいつでも美味しい味噌が手に入るんです。
実は簡単な味噌づくり
味噌は夏を越して発酵させていくと美味しい味噌ができると言われています。
3・4月に仕込むと秋には食べられるまでに熟成します。
大豆を茹でて麹・塩と混ぜて常温で発酵させていくだけなので春休みお子さんとの味噌作りはいかがでしょうか?
選ぶのは無添加
アルコール添加などがされていない・冷蔵で売られている商品がオススメです。
案外地元にある味噌屋さん
道の駅に卸しているような小規模の味噌屋さんで買うのもいいですよ。大豆ではない豆で作られる味噌や、米麹ではなく麦麹で作られた味噌など様々な味噌と出会えます。
市販のものより大豆がごろっと入っている荒潰しの手作業感がある味噌一度食べたら病みつきになりますよ。
本みりんとみりん風調味料
スーパーでもこの2種類は必ずありますね。
本みりんはもち米・麹・米焼酎の原材料3つだけで作られています。
みりん風調味料は様々な調味料や添加物を混ぜ合わせて作られていますが本みりんよりも「安価」が特徴的です。
みりんタイプやみりん風調味料はなるべく使用せず添加物を避けたいところ。
本みりん2つの製法
●熟成期間が短く済む工業製法
●熟成期間が長く麹の力でもち米の甘みをしっかり引き出す伝統製法
この2つがあります。違いは「価格」「甘み」「色」です。伝統製法の方が甘味が強いため濃い色をしています。
我が家ではこのみりんを長年愛用しています。昨今の健康ブームからか、スーパーでも売られるようになってきましたね。
お酢の選び方
お酢は糖分を持つ原材料を元に一旦「酒」にしてそれらを「酢酸菌」で発酵させます。
米が原材料のお酢はお寿司や酢の物など日本料理に最も適しているお酢です。
選ぶのは「アルコール」添加がないもの。
「純米酢」は米だけで作られているためアルコール添加がされていません。
醤油の選び方
醤油は本来「大豆」「小麦」「食塩」で作られていますが
安価なものだと「アルコール」「ブドウ糖」「アミノ酸液」など添加されているものが多いです。
「アミノ酸液」を主に「甘味料」「カラメル色素」と、添加物だらけの商品もあるので裏面を見て購入してくださいね。もう、ここまで原材料が多いと、「醤油風調味料」レベルです。
原価の安いものを使用し、大量生産で安価な商品を売る。
このような残念なものが多いのが現実です。出来るだけ原材料が少ないものを選んで毎日の食卓を健やか彩りたいですね!
表記が●●●だけのものがオススメ。
アルコールの添加は当たり前だと思っていませんか?
本来発酵調味料はアルコールの添加なし、原材料のみで作ることのできるものです。
なるべく原材料表記の少ないもの
できれば原材料のみで作られているものを選んで
将来の健康につなげていきたいですね!