どんなに無口な人と話すときも大切なのは
自分の話す時間と相手の話す時間の配分です。
自分の話す時間=相手が聞く時間
になりますよね。
相手の聞く時間より話す時間を多くしてあげることが大切になります。
自分:相手=4:6
または5:5
にするとコミュニケーションが一方的ではなく双方向で取ることができます。
これを会話の黄金比、ピンポンルールと呼びます。
ピンポンルールって?
ピンポンルールとは会話の割合を
自分:相手=4:6にすることを指します。
2人きりのコミュニケーション能力が高い人は自然とこの割合で会話をしています。
もし自分が6割話していると
=相手は6割分を聞いているわけですから
相手は「自分の話を聞いてくれないな」と思ってしまいます。
逆に相手が6割以上話していると
「興味がないのかな」とつまらなく思う可能性があります。
自分の経験を振り返ってみてください。
「手ごたえがあったな」という会話・商談はこのピンポンルールに近い形ではないでしょうか?
コミュニケーションは双方向のもの
商談や会話、コミュニケーションは双方向のものということを忘れずにピンポンルールを作り出しましょう。
あまりに気を取られると
「相手に話してもらわなきゃ!」
と突拍子もない質問をしてしまう形になってしまうため気を付けてくださいね。
リアクション王は会話上手!?
普段「はい。」「そうですか」と自ら会話をクロージングしてしまっていませんか?
例えば得意先がこんな話をしてきたら
全然売れていなかった商品Aが
先月とても売れたんですー!
あなたならどう返しますか?
「そうなんですね」で終わらせたら勿体ないですよね。
えー!商品Aが売れたんですね!どのくらい売れたんですか!?
こう言えば相手は話したくなりますよね?
ここのポイントは「えー!」というリアクションと手段を聞いているところと
更に具体的な売り上げを聞いているところ。
どのくらい売れたのか?
どんな手段で売ったのか?
今後も同様に売れそうか?
違う手段で売る方法は?
などなど1つのリアクションから様々な会話を生むことができます。
第一リアクション。めちゃくちゃ大切です。
大切と思うあまりワンテンポ遅れることもしばしばあります。
ここは経験を重ねて相手が思わず話したくなるリアクションの引き出しを増やしていきたいところですね。
口数が少ない相手へのアプローチ
相手の反応が少ないと間が持たなくて
つい質問が多くなってしまいます。
~○○なんですか?
○○についてどう思いますか?
これが続くと相手は圧を感じてしまいます。
会話が苦手な人や口数が少ない人へ心がけていることは
同調をすること
同調を求めること
反応を見逃さないこと
これでピンポンルールを作っていきます。
同調を求め、反応がいいなと思ったら
それについて更に同調してもらえるような言葉をかけ
「この人は否定しないかも」と思わせて
相手の話しやすい環境を作り出します。
口数が少ない人ほど自分の考えをしっかりもっていることが多いので
「話したいスイッチ」を押してあげることが一番早いのです。
まとめ
ピンポンルールいかがでしたか?
実践できそうでしょうか??
このピンポンルールを作るには土台の非言語読解力・伝わるスキルも必要です。
-
デキる営業が持つ伝わるスキルを身に着けよう!
自分の言いたいことが相手にきちんと伝わることって実は難しいも ...
続きを見る
ただ場数を踏むことで
「この人ならこう返してくるだろう」
という履歴が自分の中に残ります。
その履歴を思い出しながら会話予測をすると怖がらずに会話をすることができるはずです。
コミュニケーション上手になって
相手の懐に入り、あなたの作りたいものを実現しちゃいましょう。